【2ndレグ/まさかの完敗?!】マンチェスター・C(イングランド)VSレアル・マドリー(スペイン)
【2ndレグ/まさかの完敗?!】マンチェスター・C(イングランド)VSレアル・マドリー(スペイン)
やっと記事を書くことに着手できました!遅れてしまい申し訳ないです。
5/17にチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝の2ndレグが行われて
マンチェスター・C(イングランド)とレアル・マドリー(スペイン)が対戦しました。
世界中のサッカーファンが注目する試合といっても過言ではないです。
昨季もCL・準決勝であたり、激戦を繰り広げた両クラブが、
約1年の時を経て『再戦』することになりました。(正直、あたりたくなかったです。)
こんシーズンのレアル・マドリーは、今季のCLでもグループFを難なく首位通過。
ラウンド16でリヴァプール(イングランド)を2戦合計6-2で、
準々決勝ではチェルシー(イングランド)を2戦合計4-0で破り、3シーズン連続の4強入りを決めていました。
なお、今季の決勝トーナメントではなんとすべてイングランド勢との対決です。
9日にレアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』で行われた1stレグでは、
マドリーが36分にヴィニシウス・ジュニオールの一撃で先手を取りながらも、
マンチェスター・Cも67分にケヴィン・デ・ブライネの放った地を這うようなミドルシュートで同点に追い付くという結果で終わっていました。
1stレグの結果は1-1のドローで終了して、決着はセカンドレグに委ねられていました。
2ndレグ試合展開
運命の一戦に向けて、マンチェスター・Cはファーストレグと同様の11名がスターティングメンバーに並びました。
一方のレアル・マドリードはファーストレグから1名を入れ替え。
出場停止となっていたエデル・ミリトンが先発に復帰しました。
試合は立ち上がりからマンチェスター・Cがボールを保持して敵陣に押し込み、
レアル・マドリーは自陣でブロックを敷きながら攻撃を受け止める展開になっていきました。
スコアが動いたのは23分、攻め続けるマンチェスター・Cが右サイド開いた位置で浮き球のパスを引き出したB・シルバが、
ペナルティエリア右深い位置に入ったジョン・ストーンズを使って、キープをしてマイナスへ落とすと、
カイル・ウォーカーを経由してボールはデ・ブライネの元へ、ペナルティエリア右で浮いていたB・シルヴァを見逃さずに正確なパスを通すと、
フリーの状態で左足を振り抜いて、GKクルトワが牙城が崩れて、先制点を許してしまいました。
レアル・マドリーサイドの反撃は最初のシュートは34分、
左サイド深い位置でボールをキープしたベンゼマがマイナス方向へ繋いで、
ペナルティエリア手前でボールを受けたトニ・クロースはミドルシュートを選択して、
無回転の一撃はクロスバーに弾かれましたがワンチャンスで怖さを見せました。
レアル・マドリーのチャンスから数分後、マンチェスター・Cは敵陣でのボール回収から左サイドのグリーリッシュにボール入ると、
内側のスペースを狙っていたイルカイ・ギュンドアンにボールが渡り、自ら狙ったフィニッシュは相手のブロックに阻まれたが、
こぼれ球をB・シルヴァがヘディングシュート、コースを狙った一撃で、マンチェスター・Cが2点をリードしてハーフタイムに突入しました。
後半に入ると、立ち上がりからレアル・マドリードが敵陣に侵入する機会を増やしました。
50分には入れ替わりを狙ったヴィニシウスがルベン・ディアスに倒されてペナルティエリア手前右寄りの位置でフリーキックを獲得しました。
アラバが無回転の落ちるボールを狙ったものの、ここはGKエデルソンの好セーブに阻まれてしまいました。
対するマンチェスター・Cが自陣に相手を引き寄せながら、カウンターを狙う形で攻撃に出る場面も
それでも、74分にマンチェスター・Cは敵陣に押し込む中で決定機を作り出しました。
ペナルティエリア手前に引いてアカンジからのパスを受けたハーランドが、ダイレクトで捌いてギュンドアンへ預けて、
ヒールでのリターンを受けてGKと1対1のチャンスを迎えたが、ここは再びGKクルトワがスーパーセーブを見せました。
続く76分にはマンチェスター・Cが左サイド付近の位置でフリーキックを獲得、デ・ブライネが右足で正確なクロスボールを供給すると、
ニアサイドでマヌエル・アカンジが触り、これがミリトンに当たってゴール、
マンチェスター・Cが試合を決める3点目になりました。
後半アディショナルタイムには敵陣でヴィニシウスがボールを奪われると、
マフレズからのパスを受けたフィル・フォーデンがターンからペナルティエリア内にスルーパスを供給して、
最後は抜け出したフリアン・アルバレスがゴール、途中出場の3選手が得点に絡み、ダメ押しゴールを挙げる結果となりました。
試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cがレアル・マドリード相手に昨季の“リベンジ”をされ、
2020-21シーズン以来2シーズンぶりの決勝戦進出を決めました。
一方のレアル・マドリードは完敗と言える内容で大会2連覇を目指したレアル・マドリーの今シーズンの挑戦は準決勝で終わりを迎えました。
感想・まとめ
正直な感想としては、『完敗』の一言です。
ここまで、何もできない試合は久々だった気がします。
マンチェスター・シティが強かったのはもちろんありますが、もう少し何か工夫や付け入る隙はあった気がしますね。
メンバーの先発や交代など含めて、勝負ができる面はあったと思いますし、
少しマンチェスター・シティの戦い方に付き合い過ぎたところがあると思います。
そしてそのまま受けきれず、負けてしまいました。
1stレグの試合がある意味、互角であったためにそのまま行けると思ってしまった面があるかもしれません。
何かもったいない試合だった気がします。。。
もう一度やり直したい!そんな感想です。
1stレグの試合感想はこちら
来シーズンに向けて
【来シーズンに向けて】
来シーズンに向けてですが、課題はいくつかあると思いますが、
課題は以下の通りだと自分は思っています。
【課題】
・センターFW9番(補強)
・スタメンメンバーの固定・最適解の発見
・両サイドバックの考え方について
【センターFW9番(補強)】
センターFW9番(補強)についてですが、これは散々言われていますが、
ベンゼマの世代交代も含めて、頭数が足りていない気出します。
ベンチを見ても途中交代で戦力として計算できる選手が少ないと思います。
硬直した試合・ビハインドの試合で変化を作れる選手を補強した方がいいと思います。
【スタメンメンバーの固定・最適解の発見】
スタメンメンバーの固定・最適解の発見ですが、今シーズンはW杯もある、なかなかメンバーの固定と最適解が見つからなかった気がします。
今シーズンを長い目で見てもシーズン開幕当初とW杯後、シーズン終盤とスタメンが定まりませんでした。
表現を改めると最適解なのかわからないまま、終わってしまった気がします。
シーズン開幕当初はバルベルベを中心にメンバー構成をしていました。
その後W杯に入り、シーズン中断後はセバージョスを中心に
シーズン終盤はカマヴィンガを中心にと戦っていましたが、
1年を通して組み合わせやスタメンがうまく定まらなかった気がします。
【両サイドバックの考え方について】
両サイドバックの考え方についてですが、
ここもシーズンを通して、うまくいかなかったところだと思います。
そしてその脆さがマンチェスターシティ戦で最後に露呈してしまいました。
右サイドバックはカルバハル、バスケスで回していましたが、ミリトン、ナチョをもう少し試してみてもいいと思いました。
左SBもカマヴィンガも最後は試していましたが、大一番でしっかり守りから入る選択肢を持つべきだと思いました。
またマドリーの補強ポイントはサイドバックと言われていますが、
DF陣にCBを4枚並べるシティのような配置を使ってみてもいいと思います。
右SBにミリトン、右CB、リュディガー、左CBにアラバ、左SBナチョという布陣で、
ビルドアップの際にアラバを一列上げる方法を試してみてもいい気がしました。
リュディガーがいますので可変の3バックを使う選択肢もありだと思います。
今いるメンバーで試していくなら、配置の面で色々と試していくのも見てみたいです。
以上が今シーズンの総括と来シーズンに向けての期待です。
来シーズンはブログ発信と合わせて、シーズン開幕から情報を発信できるので
今から待ち遠しいです!